外車を購入して改良に夢中になり、大出費したこと

 

 

まず憧れの車ありきから免許を取得

私は30才になるまで車の免許を持っていませんでした。元々車のない家庭に育ったので特に生活をするのに必要ないと思っていたのです。しかしある日通勤途中に路上で見かけたある車種に一目ぼれをしました。それはとてもコンパクトで可愛らしい車で、ひときわ目立っていました。慌てて友人に確認したところ、「ミニ」というイギリス製の外車であることが分かったのです。そしてその時私は何故か無性に「ミニに乗りたい!」という衝動に駆られたのです。

しかしそもそも車どころか免許もありません。そこでとにかく免許を取得することにしました。もちろん平日は正社員として働いていましたので、夜の一番遅い時間と土日を全て費やして教習所に通ったのです。車に対しての基礎知識も運転する勘もゼロの状態の私は何度やっても単位を取れずに、仮免試験も2度落ちました。やっと合格できた時には既に30万円以上費やしていたのです。

大金をはたいて車を購入!

そして免許を取得して1週間、私は憧れのミニを購入すべく東京近郊の全てのミニショップを回りました。ミニについて調べる程知ったのが、新車よりも少し前のタイプの方がマニア受けすること、そうなると中古車ショップ巡りをすることになります。果ては長野まで出向き、とうとう都内でまずまずのグレードの目的のミニに出会いました。値段は103万円、「これだけのレベルの車はすぐに売れてしまいますよ」という店員の言葉にほだされて、即決してしまったのです。

初めての車購入でしたので保険加入、駐車場の確保、ナンバープレート取得など、更に20万円以上かかりました。初心者が急に外車を購入、しかも100万円以上となると人から見れば普通ではないと思われるかも知れません。しかし憧れのミニが手に目の前にあると思うと、ここで諦める訳にはいきませんでした。ボーナスまで注ぎ込んで購入したのです。

極める程出費がかさむ外車!

ミニは購入したあと、持ち主がどこまで自分なりに改良するかが醍醐味となります。私が購入したのはほぼ原型モデルでしたので、そこからミニに関する雑誌を買い、研究することになりました。 エアコンだけはついていたのでそれだけは追加する必要はありませんでした。そこでまずはオイルパンガードを付けて、車高の低さをカバーしました。次に計器類をセンターにして、ウッドパネル、ウッドハンドルにしました。そしてマフラーを変えて、ミラーをオールドタイプにしました。

もうここまでくると改良費だけで50万円を超えていました。それでも私にはまだ目標があったのです。 それは、シルバーの色をミニ独特のグリーンに替えて、ル?フをイギリス国旗にペイントしたかったのです。しかしいい加減私の貯金も底をついてきました。そんな時に車検代、自動車税がやってきたのです。やっと支払いを終えた時に、一大転機がやってきました。仕事の関係で海外赴任を言い渡されたのです。私はそこでやっとミニの改良での浪費に見切りをつけることができました。 しかし女性の私がそこまでミニに熱中できたことは後悔していません。 毎日少しずつ変貌していく愛車を眺めては幸せを感じていました。